50歳、三人の子供を進学成人させた私は、学資保険は子どもが生まれたら入るべきか、入らなくていいのか…という相談をよくされます。
私は三人とも入ってました。結論からいうと、私は入っていてよかったと思っています。
今は利率も低く、実際毎月の保険料を積み立てすれば同じなんじゃないかと考えたり、高い保険料を生活費に回した方がいいんじゃないかと考えた事も何回もあります。
でも、解約しなかった理由は、『絶対自分で積み立てなんかしない』という、主婦の自信があったからです。引き落とされて初めて貯まっていく…あれば使ってしまいます。
生活費を必要としている段階で、あれば必ず使ってしまう事になるのは、もう絶対かと思います。もちろん、家計簿もきちんとつけて、ひと月の収入支出もしっかり管理出来る人は大丈夫かもしれません。
ただ、子どもは大きくなるなかで何が起きるか未知の世界です。
小さいうちは、習い事をあれこれ始めたいというかもしれませんし、大きくなれば受験で行きたい所に行けず、学費がかかってしまったり、資格をとりたいからと、学費がとても高い大学を目指したりもします。
その都度まとまったお金が決まった時期に期限を守ってきちんと払わなくてはならないのです。その時にまとまったお金をくれるのが、『学資保険』です。
この分の貯蓄を使わずに子どものためにとっておくというのは、思うよりも難しいと思います。
学資保険の満期金は、何回きに分けてもらえるものと、18歳にどかっともらえるものと色々あります。
私の場合は、15歳と18歳の時にもらうものだったのですが、15歳に降りてきたお金は、子どもには使わずに家電を買ったりしました。壊れてしまったので。でも、もらえてなければ完全に貯蓄から持ち出しになってしまったので、本当に助かりました。
三人目の15歳の満期金は、上の子の受験料にあてました。18歳の満期金は、それぞれ大学の受験料や入学金等に使いました。
何度も言うようですが、本当に助かりました。
学資保険は満期金の額を第一に考えて、最低限の保険料になるよう、特約はつけない方がいいのかなとも、個人的には思います。
色々な共済、保険があり、格安の保険料でケガや通院などの保証がしっかりしているものがあります。私も三人とも◯◯共済の子ども保険的なものに加入し、掛け金は月1000円。毎年割戻金もあり、お得でした。
プラス、スポーツをしていた子ども達は、ケガや入院、手術などの保証でも充分な保証を受けました。
18歳までは、その共済と学資保険の二つを子どもにかけて、充分だったという実感がありました。
日々の生活費をキープしながら、安い保険料で保証もしっかりさせ、学資保険でいざというときのための確実な貯蓄をする、というのが、一番だと思います。
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