【学資保険】かんぽ生命、郵便局は元本割れするってホント?

かんぽ生命(ゆうちょ/郵便局)の学資保険は元本割れするってホントなの?

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・・・

・・・本当です。

現在、かんぽ生命に限らず、すべての保険会社が元本割れしているわけではないですが、年々、返戻率は下がってきているので、早めに返戻率が100%を超える保険会社から契約されるのをおすすめします。

学資保険を選ぶポイント

かんぽ生命がおすすめできない理由は分かったけど、そもそも、どういう基準で学資保険を選ぶべきなの?
ポイントは3つです
  • 高い返戻率(100%以上)
  • 信頼できる保険会社か(ソルベンシーマージン比率200%以上)
  • 契約者である親が万が一の時に保険料の支払いが免除される

※詳しく確認したい場合は下記をタップしてください

支払保険料100万円で受取総額が110万円なら返戻率は110%になります。

支払う保険料より受取総額が低い返戻率100%未満なら、貯金したほうがいいことになるので、返戻率が100%を超えるかは必ずチェックしましょう。

現在は低金利時代で、かんぽ生命のように返戻率100%未満の保険会社が増えてきていますが、105%以上の保険会社もあるので、105%を基準に選べば間違いないでしょう。

残念ながら110%を超える保険会社はありません。

信頼できる保険会社かを判断する基準は知名度ではなく、倒産リスクが低いかどうかです。では、保険会社の倒産リスクはどういう視点でチェックすると分かるのでしょうか?

それが、ソルベンシーマージン比率という「支払余力」です。要は、自然災害などで保険金の支払いが一時的に殺到した場合でも、しっかり支払えるだけの余力があるのかということです。

一般的に200%以上あれば心配不要とされているので、知名度だけでなく、ソルベンシーマージン比率は200%を越えているかもしっかりチェックしましょう。

子どもの教育資金の準備金として銀行預金より学資保険が人気の理由が、契約者である親に万が一の事があった場合に、それ以降の支払いが免除されるからです。

そのため、保険料払込免除がついている保険会社を選ぶのは必須と言えます。

MEMO
医療特約などの特約をつけると返戻率がガクッと下がるので、特約はつけないようにしましょう。目的はあくまでも、子どもの学費を準備することですからね。

それで、「返戻率が高くて倒産リスクが低く保険料払込が免除される」保険会社はどこなの?

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・・・下記の保険会社です。返戻率が高い順に掲載しています。

MEMO
契約者:30歳男性 / 子どもの年齢:0歳 / 受取総額:200万 / 受給年齢:大学入学前から
保険会社 返戻率(10年払い) 返戻率(18歳まで払い) ソルベンシーマージン比率
ソニー生命 105.5%~106.3% 102.6%~103.4% 2476.3%
日本生命 105.8%~106.2% 101.7%~102.1% 979.2%
明治安田生命 104.7% 102.7% 1069.3%
フコク生命 104.7% 101.2% 968.1%
住友生命 102.9% 100.9% 870%
第一生命 102.1% 101.5% 984.4%
アフラック 98.1% 96.2% 880.9%
かんぽ生命 97.5% 95.4% 1068.9%
※最新の返戻率について各保険会社に個別でお問い合わせください。

結論、、、

3つの基準を満たしている、「ソニー生命」「日本生命」「明治安田生命」「フコク生命」から選べばOKです。上記返戻率は学資保険で最も一般的な条件で比較していますが、実際は「払込期間」「支払方法」「契約者年齢」「子どもの年齢」で返戻率は変動します。

例えば、現実的ではありませんが、明治安田生命は保険料を全額一括払いすることで、返戻率が109%まで跳ね上がります。フコク生命であれば、兄弟割引があり、2人目の子どもからは保険料が割安になったりします。

ただ、どの条件でも、上述した4社のいずれかが最も返戻率が高いので、4社の条件を比較した上で最終決断したら問題なしですよ。

でも、私が契約したのは終身保険でした…

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・・・なぜなら、将来の返戻率が学資保険より高いからです。子どもが大学入学する50歳のときの返戻率は116.7%です。

学資保険に求めるのは「返戻率」「死亡時の保障」ですよね。実は、終身保険も同じ役割があるんですよ。

私が契約した上記の終身保険は、10年で保険料を払い込めば後は返戻率がどんどん増えていくという契約ですが、私が死んだ際は死亡保険金をもらえます。

学資保険との違いは、死んだ時にすぐに貰えるかどうかです。終身保険であれば、死亡時に約500万を一括で受け取ることができます。死んでも大学入学時までもらえない学資保険よりメリットがあると感じました。

更に、学資保険にはないメリットとしては、子どもが大学に行かなかった場合などに解約せずもっておけるという点です。保険は、契約年数が長くなればなるほど返戻率が増えていきますからね。

60歳解約であれば何と返戻率は140%近くなので、私は総合的に学資保険より使い勝手がいいと判断して終身保険を選びました。

尚、途中解約すれば元本割れするのは終身保険も同じなので、子どもが大学進学するまで解約は絶対にしないと決めているなら、学資保険より終身保険があなたにもおすすめかもしれません。

ただ、私が契約したような返戻率が高い商品はかんぽ生命では取り扱いがないので、最終判断は、複数社取り扱いのある保険代理店に無料相談の上、学資保険の返戻率と比較した上で最終判断なさってください。

おすすめは店舗でもオンラインでも相談ができる保険見直し本舗です。全国に300店舗以上・40社以上の保険会社の取り扱いがあり、私が加入している終身保険の提案もしてくれますよ。

かんぽ生命の窓口ならかんぽ生命の保険だけ、日本生命の窓口なら日本生命の保険しか見積もりはとれません。

返戻率が高かったりいい条件の保険に加入できない1番の原因はここにあるので、保険見直し本舗で学資保険・終身保険の見積もりを出してもらい、もっとも条件のいい保険に加入してくださいね。

保険は改定などが度々あるため、加入時期が遅れると返戻率も下がってしまうため今すぐ相談するようにしましょう。

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