【自分に合った仕事の探し方】大切なのはできることに焦点を当てること?

【自分に合った仕事の探し方】大切なのはできることに焦点を当てること?

誰もが1度は自分の適職は何か、どんな仕事が自分に合っているのかと考えたことがあるでしょう。

ですが、適職なんてのはありません。なぜなら、理想と現実は違いますし、実際は働いてみないと分からないからです。

「これがやりたい」「自分の適職はこれだ」と思い、実際働いてみると、理想と現実は違ったというケースの方が多いんですよ。なので、結論、適職なんて考えないほうがいいです。

仕事が長続きするかは「何をするかより誰とするか」。つまり、会社の人間関係がすべてというデータがあるぐらいです。

でも、人間関係は入社前に把握はできないため、「どんな仕事なら続けられそうか?」という視点で仕事を選ぶべきです。

仕事選びは「やりたくないこと」「できること」を軸にすること

仕事なんて実際にやってみないと分からない。これが真実です。

なので、大切なのは「やりたくないこと」「できること」を軸に仕事を見つけていくことです。要は、消去法で選んでいくんです。

人って不思議と自分の長所を思い浮かべるより、自分の短所の方が簡単に見つかるのと同じで、「やりたいこと」より「やりたくないこと」を探すほうが簡単に見つかるんですよ。やりたくないことの裏返しが「やりたいこと」である可能性が高いですからね。

「やりたくない」ことで企業を絞り込んでいく、そこから、自分ができそうな仕事を選べば、やりたいことよりも確実に適職に出会えますよ。

もちろん、面接・職場で働いてみないと分からないことも多いので、あくまでも(仮)の適職です。

例えば、

  • 給料18万円以下は絶対嫌
  • 残業は18時まで
  • 単純作業は無理
  • 上司がうざそうのは嫌
  • 高圧的な取引先とは関わりたくない
  • 飛び込み営業なんてもってのほか
  • 人が次々とやめていく職場では働きたくない etc

紙に書くだけでいっぱい出てくると思います。

ただ、条件にマッチした企業が見つかっても、実際の仕事内容が不得意な可能性もあります。

当然ですが、不得意より得意なことをしたほうが、仕事ができる確率は高いので、長く続けられる可能性を秘めています。

なので、自分が得意なこと・できることも見つけて、それに近い仕事を絞り込んでいきましょう。

好きなことは仕事にするべきではない

よく「好きなことを仕事にしよう」というセリフを耳にしますが、好きを仕事にすべきではありません。なぜなら、好きなことというのは「自分の自由にできるから好き」なケースがほとんどだからです。

でも、仕事は自分の自由にできるものではないですよね?

仕事は相手がいて、相手に合わせて仕事をするケースが大半です。自分の好き勝手にできないのが仕事です。

なので、好きよりも得意を軸にすべきですよ。

得意を軸にしても人よりできることは楽しいという感情が生まれやすいです。結果も出ますし、結果が出れば人に評価されます。

評価されて、褒められて嫌だっていう人はなかなかいないですよね。

例え自分の好き勝手にできなくても、人より上手にできれば、結果、「好き」という感情までたどり着ける可能性も秘めていますよ。

得意なことは「概念」を探すことが大事

では、得意なことはどうやって見つければいいか?それは、「今ままで最も時間を使ってきたものは何か?」を考えることです。時間を使ってきたものは、人より優れている場合が多いです。

あなたがたいしたことないと思っていても、他人からしたら「すごい!」となる可能性が高いです。私の場合は、「キャリアや人生について考える」ことに時間を使ってきました。

意識してなかったんですけど、あるとき無意識によく考える自分に気付いたわけです。

ここで大切なのは、「概念」を見つけることです。

サッカーをしてきたからサッカーが得意、本をずっと読んできたから本を読むのが得意などではなく、なぜそこまでサッカーを続けてきたのか?なぜずっと本を読んできたのか?

この答えを見つけることです。

おそらく、あなたが過去に時間を使ってきたことをピックアップしていくと、共通しているものがあるかと思います。

その共通している「概念」を見つけることができれば、視野が広がり、得意なことが見つかるはずです。そもそも自分の中に◯◯(概念)という思いがあったから、サッカーや本を読んできたんだなというイメージです。

ただ、この概念を見つけるのは非常に難しいです。

そこで、その概念を簡単に見つける無料ツールをご紹介したいと思います。これを利用すれば、以下の中から5つの概念が見つかります。

例えば、「柔軟性=あれこれトライ」という概念があなたに備わっているという結果だったとしたら、柔軟性を発揮した経験が過去にあったかを考えるわけです。

そして、その経験を含めてあなたの中でしっくり納得できるものだったとしたら、今後、何をしたらそれが活かせるんだろう?と考えていくわけです。

仕事に結びつけるのであれば、職種一覧などを見て、この仕事なら「柔軟性」が求められるなと想像もできるでしょう。

「やりたくないこと」×「できること」で適職が見えてくるイメージができたでしょか?

では、その気になるツールですが、それは、リクナビNEXTにある「グッドポイント診断」というツールのことです。

リクナビNEXTとは、リクルートが運営しているリクナビの転職板サイトで、グッドポイント診断はリクナビNEXTにしかないツールです。

このような質問に約300問回答していくことで、先ほどの中から強み(概念)が5つ分かります。もちろん、詳しい解説付きです。

ただ、グッドポイント診断を受けるには、リクナビNEXTとに登録する必要がありますが、無料で利用できるのでご安心ください。ではこのような本格診断ツールは通常有料なので、今のうちに診断しておくといいですよ。

リクナビNEXTに会員登録後にマイページからグッドポイント診断へと進みましょう。

(リクナビNEXTに登録後、診断可)

さいごに

「自分の向いている仕事は何か?適職は?天職は?」などと考えているうちは、自分の適職が見つかることはほぼありません。

そうではなく、消去法ではずれを引かない仕事は何か?という視点で適職を考えていきましょう。自分の軸をしっかり持ち、決してブラック企業に騙されないようにしてくださいね。

(リクナビNEXTに登録後、診断可)