つみたてNISAのおすすめ銘柄は?証券会社で人気の銘柄は?

つみたてNISAのおすすめ銘柄は?証券会社で人気の銘柄は?

つみたてNISAで投資することは決めたものの、どの銘柄に投資すべきかよくわからないですよね。私もそうでした。

でも、だからといって、投資する銘柄を決めずにつみたてNISAの口座を開設してはいけません。

なぜなら、つみたてNISAは1人1口座しか作れず、投資できる銘柄も金融機関ごとに異なっており、A商品に投資したいのにA社では取り扱いがないということも多々あります。

そのため、まずどの銘柄に投資するかを決めてから、その銘柄を取り扱っている金融機関でNISA口座を開設する流れが確実ですね。

失敗しない銘柄選びのポイント3つ

※詳しく確認したい場合は下記をタップしてください

MEMO
インデックスは指標、ファンドとは投資信託のことで、日経平均株価や※S&P500といった指数と同様の値動きとなるよう運用される投資信託です。

※S&P500はアップルやマイクロソフト、アマゾンなどアメリカの代表的な会社の株式500銘柄から構成される指数です。

S&P500などの指標に連動する商品に投資をすることで、個別に株を購入しなくてもアップルやマイクロソフトなどメガ企業に分散投資できることから、つみたてNISAでも人気の商品となっています。パッケージ商品と考えるのが分かりやすいですね。

今、アメリカ株式は非常に好調で、eMAXIS Slim米国株式(S&P500) という商品は直近1年で38.09%伸びているほどです。

(2021/7/24 楽天証券より引用)

今後も世界をリードするのはアメリカの可能性が高く、アメリカがこけたら日本も世界もこけるため、アメリカだけに投資するだけで十分と言えます。

投資信託の3つの手数料
  • 販売手数料(購入時手数料)
  • 信託報酬(運用管理費用)
  • 信託財産留保額

つみたてNISAで人気のインデックスファンドはノーロード投資信託と言われ、売買手数料は無料が通常なので、信託報酬のみ注視したらOKです。

※信託財産留保額も無料が基本なので気にしなくて大丈夫です

信託報酬はどの金融機関でつみたてNISAをしても必ず必要になる費用ですが、ファンドごとに信託報酬は異なるので、なるべく信託報酬が低いファンドを選ぶようにしましょう。

おすすめ銘柄結論は…eMAXIS Slim米国株式(S&P500)

なぜなら・・・

・・・

・・・

・・・主要4社のネット証券会社で設定ランキングトップ3に入っているからです!

※2021/6/1~2021/6/30のネット証券4社のつみたてNISA設定件数ランキング
楽天証券 SBI証券 ※松井証券 マネックス証券
eMAXIS Slim米国株式(S&P500) SBI-SBI・V・S&P500インデックス・ファンド eMAXIS Slim米国株式(S&P500) eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー) eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー) eMAXIS日経225インデックス ひふみプラス
楽天・全米株式インデックス・ファンド eMAXIS Slim米国株式(S&P500) 野村インデックスファンド・日経225 eMAXIS Slim先進国株式
※松井証券はつみたてNISA内の流入資金ランキング

そのため、迷ったら「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」に決めて問題ないでしょう。

eMAXIS Slim米国株式(S&P500)が選ばれる理由3つ

※詳しく確認したい場合は下記をタップしてください

今、アメリカ株式は非常に好調で、eMAXIS Slim米国株式(S&P500) は直近1年で38.09%伸びているほどです。

(2021/7/24 楽天証券より引用)

eMAXIS Slim米国株式(S&P500) のメインの投資先は、アップルやマイクロソフト、Facebookなど世界をリードしている会社ばかりなので、今後も世界を引っ張るのはアメリカだろうという期待から、eMAXIS Slim米国株式(S&P500)が人気は支持されています。

※2021/6/30時点の情報です
信託報酬
eMAXIS Slim米国株式(S&P500) 0.0968%
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー) 0.1144%
楽天・全米株式インデックス・ファンド 0.162%

信託報酬とは運用管理費用のことで、どの金融機関でつみたてNISAをしても必ず必要になる費用です。ファンドごとに信託報酬は異なりますが、0.2%を切れば優秀と言われている中、eMAXIS Slim米国株式(S&P500)は何と0.1%を下回っています。

同じアメリカ株式を対象にしたインデックス投資でも、ファンドによって手数料や成績は異なるので、どのファンドのアメリカ株式を選ぶかも重要になってきます。

MEMO
ファンドが違っても参考としている指数に大きな違いはないので、値動きが大きく異なることは基本的になく、運用形態に違いがあるだけという認識で大丈夫です。

結論を言うと、「eMAXIS Slim」シリーズを選べば問題ありません。理由は、手数料が1番安いからです!

※「eMAXIS Slim」はイーマクシススリムと読みます

例えば、米国(S&P500)を例にすると、「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」と「SBI-SBI・V・S&P500インデックス・ファンド」が人気ですが、両者の違いは運用形態になります。

eMAXIS Slimの運用形態(引用元:目論見書)

SBI・Vの運用形態(引用元:目論見書)

「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」はファンドが直接、アメリカの株式に投資していますが、SBI・VはS&P500に連動する海外ETFに投資をし、ワンクッション挟んでアメリカの株式に投資をしています。

「eMAXIS Slim」シリーズをおすすめする理由がここで、ファンドが直接購入するため、手数料がどれも安く設定されているんです。

他の商品は、SBI・Vのようにワンクッション挟むのがほとんどなので、どの商品と比較しても「eMAXIS Slim」シリーズの手数料が業界最低水準となっています。そのシリーズの中の、「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」を選べばOKということでね。

eMAXIS Slim米国株式(S&P500)を積立設定できる証券会社はどこ?

では、最後にeMAXIS Slim米国株式(S&P500)を買うならどの金融機関でNISA口座を開設したらいいかについてお伝えしますが、結論、主要ネット証券であればどこでもOKです。

楽天証券、SBI証券、松井証券、マネックス証券など、各社「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」を扱っています。

注意
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)は銀行ではつみたてNISAの取り扱いがないため、開設する金融機関はネット証券1択となります。主要ネット証券は各銀行より、約10倍以上の取り扱い商品数があります。

ただ、つみたてNISAは1社でしか開設できないので、一生涯の付き合いとなります。なので、銀行、クレジットカードとの連携やポイント付与なども含め、総合的に見て自分にメリットのある証券会社を選ぶようにしましょう。

私が楽天証券でつみたてNISAを開設している理由としては、使いやすいという理由もありますが、楽天カードで支払いができ楽天ポイントが貯まるからです。

つみたてNISAの上限は毎年40万なので、年間で最大4000ポイントが貯まります。なので、楽天のサービスを普段使いされているなら、迷うことなく楽天証券に決めてOKだと思います。

クレジットで支払いをしない場合は、基本的にどの証券会社でも引き落とし先の銀行口座を設定することで、積立日に自動で引き落としがかかり、積立設定している商品を購入してくれる仕組みとなっています。

積立設定した後は減額などしない限りは放置となります。

STEP.1
証券会社の総合口座を開設する
STEP.2
つみたてNISA口座を開設する
中身2
STEP.3
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)の積立設定をする
もっと詳しく知りたい方は下記をチェックしてください!楽天証券を例に、口座開設の方法やつみたてNISA購入方法を詳しく解説しています。
>>楽天証券のつみたてNISA購入方法について
それでは、各証券会社のつみたてNISAの特徴を見ていきましょう!
※各社情報は2021/7/15時点での情報です。

楽天証券

取扱銘柄数 購入手数料 最低積立金額 積立頻度の種類

177銘柄

0円

100円~

毎日、毎週、毎月
クレカ決済 還元サービス ネットで開設 スマホ注文

楽天カードのみ

楽天ポイント
【おすすめのポイント】
・取扱銘柄数が1番多い
・つみたてNISAの保有残高に応じて楽天ポイントが貯まる
・楽天カード決済で積立額100円につき1ポイント貯まる
・「日経テレコン」から日経新聞が無料で読める

楽天カード/ポイント/銘柄数が強み
楽天証券の口座開設に進む

SBI証券

取扱銘柄数 購入手数料 最低積立金額 積立頻度の種類

175銘柄

0円

100円~

毎日、毎週、毎月
クレカ決済 還元サービス ネットで開設 スマホ注文

三井住友カードのみ

Tポイント
【おすすめのポイント】
・つみたてNISAの保有残高に応じてTポイントが貯まる
・取扱銘柄数が楽天証券に次いで2番目の多い

楽天証券と並んで人気の証券会社
SBI証券の口座開設に進む

松井証券

取扱銘柄数 購入手数料 最低積立金額 積立頻度の種類

170銘柄

0円

100円~

毎月
クレカ決済 還元サービス ネットで開設 スマホ注文

未対応

松井証券ポイント
【おすすめのポイント】
・スマホアプリ「投信アプリ」で積立ができる
・対象銘柄であれば保有残高に応じて松井証券ポイントが貯まる

大正7年創業、創業100年の歴史
松井証券の口座開設に進む

マネックス証券

銘柄数 最低積立金額 積立頻度の種類 クレカ決済

151銘柄

100円~

毎日、毎月

未対応
クレカ決済 還元サービス ネットで開設 スマホ注文

未対応

マネックスポイント
【おすすめのポイント】
・投資ツールが充実
・つみたてNISAの保有残高に応じてマネックスポイントが貯まる

楽天証券とSBi証券どっちがいい?

楽天カード/ポイント/銘柄数が強み
楽天証券の口座開設に進む
口座開設前に、開設後の流れを事前に知っておきたい方は下記をチェックしてください!楽天証券を例に、口座開設の方法やつみたてNISA購入方法を詳しく解説しています。
>>楽天証券のつみたてNISA購入方法について