つみたてNISAのおすすめ口座は?ネット銀行で開設してはいけない?

つみたてNISAはネット銀行で開設してはいけない?

・・・

・・・

・・・はい、オススメできません。なぜなら、取扱商品数がネット証券会社と比較して極めて少ないからです。

金融機関 取扱商品数
楽天証券 177
SBI証券 175
松井証券 170
マネックス証券 151
イオン銀行 20
ソニー銀行 0

つみたてNISAで投資できるのは金融庁が選定した約200本の商品だけですが、すべての金融機関の中で取扱商品No.1の楽天証券と比較すると、なんとその差は150以上です。

つまり、楽天証券などネット証券でなければ人気の商品に投資できないということです。

ネット銀行で投資できる商品は基本的に、ネット証券でも投資できますがその逆はできません。信託報酬(運用管理費用)と呼ばれる投資商品の手数料も、ネット銀行が取り扱っている商品はネット証券の商品より倍近く高いケースが多いです。

例えば、米国に分散投資できるイオン銀行の「iFree S&P500インデックス」と、主要ネット証券で人気の「eMAXIS Slim米国株式インデックス(S&P500)」とを比較してみましょう。

※両商品、販売会社が違うだけで中身はほぼ同じです

金融機関 商品名 信託報酬
イオン銀行 iFree S&P500インデックス 0.2475%
ネット証券 eMAXIS Slim米国株式インデックス(S&P500) 0.0968%

手数料が2.5倍近く違いますよね。つみたてNISAは20年など長期での運用で投資金額も年々増えていくので、例え手数料の差が0.1%程度でもトータルで10万円近く変わってくるんですよ。

そのため、似たような商品でも、信託報酬が低い商品を数多く取り扱っているネット証券会社で口座開設するのがおすすめです。長期投資であるからこそ信託報酬が低い商品を選ぶのが大切になります。

※2021/8/1~2021/8/31のネット証券4社のつみたてNISA設定件数ランキング
楽天証券 SBI証券 ※松井証券 マネックス証券
eMAXIS Slim米国株式(S&P500) SBI-SBI・V・S&P500インデックス・ファンド eMAXIS Slim米国株式(S&P500) eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
楽天・全米株式インデックス・ファンド eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー) eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー) ひふみプラス
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー) eMAXIS Slim米国株式(S&P500) 楽天・全米株式インデックス・ファンド eMAXIS Slim先進国株式
※松井証券はつみたてNISA内の流入資金ランキング
※より信託報酬が低い商品がランキング上位に選ばれています
繰り返しになりますが、ネット銀行で投資できる商品は基本的にネット証券でも投資できるので、ネット証券で開設するようにしましょう。イオン銀行の取扱商品もネット証券で投資が可能です。

残念ながらイオン銀行で投資できる商品はすべて、ネット証券ではランキング圏外なのが実情です。理由はやはり手数料が高いからです。

ネット証券で開設したらいいのは分かったけど、何に投資するのがいいの?

結論…eMAXIS Slim米国株式(S&P500)ですね。

なぜなら・・・

・・・

・・・

・・・主要4社のネット証券会社で設定ランキングトップ3に入っているからです!

※2021/8/1~2021/8/31のネット証券4社のつみたてNISA設定件数ランキング
楽天証券 SBI証券 ※松井証券 マネックス証券
eMAXIS Slim米国株式(S&P500) SBI-SBI・V・S&P500インデックス・ファンド eMAXIS Slim米国株式(S&P500) eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
楽天・全米株式インデックス・ファンド eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー) eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー) ひふみプラス
eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー) eMAXIS Slim米国株式(S&P500) 楽天・全米株式インデックス・ファンド eMAXIS Slim先進国株式
※松井証券はつみたてNISA内の流入資金ランキング

そのため、何に投資したらいいか全く分からないなら、「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」に決めて問題ないと思いますよ。

eMAXIS Slim米国株式(S&P500)が選ばれる理由4つ
  • アメリカ株式が右肩上がりだから
  • 信託報酬(手数料)が業界最低水準だから
  • 手数料が安いeMAXIS Slimシリーズだから

ネット証券で口座開設するならどこがいいの?

つみたてNISAは1社でしか開設できないので、一生涯の付き合いとなります。なので、銀行、クレジットカードとの連携やポイント付与なども含め、総合的に見て自分にメリットのある証券会社を選ぶようにしましょう。

私が楽天証券でつみたてNISAを開設している理由としては、使いやすいという理由もありますが、楽天カードで支払いができ楽天ポイントが貯まるからです。

それでは、各証券会社のつみたてNISAの特徴を見ていきましょう!
※各社情報は2021/7/15時点での情報です。
【2021年】オリコン顧客満足度 1位

楽天証券

取扱銘柄数 購入手数料 最低積立金額 積立頻度の種類

177銘柄

0円

100円~

毎日、毎週、毎月
クレカ決済 還元サービス ネットで開設 スマホ注文

楽天カードのみ

楽天ポイント
【おすすめのポイント】
・取扱銘柄数が1番多い
・つみたてNISAの保有残高に応じて楽天ポイントが貯まる
・楽天カード決済で積立額100円につき1ポイント貯まる

\楽天カード/ポイント/銘柄数が強み/

楽天証券の口座開設に進む

MEMO
つみたてNISA口座は、証券総合口座とセットで申し込みする流れとなります。つみたてNISA口座のみの開設はどの証券会社でもできません。
【2021年】オリコン顧客満足度 2位

松井証券

取扱銘柄数 購入手数料 最低積立金額 積立頻度の種類

170銘柄

0円

100円~

毎月
クレカ決済 還元サービス ネットで開設 スマホ注文

未対応

松井証券ポイント
【おすすめのポイント】
・スマホアプリ「投信アプリ」で積立ができる
・対象銘柄であれば保有残高に応じて現金、または松井証券ポイントが貯まる
・2001年にネット証券会社として日本で初めて東証1部に上場

\大正7年創業、創業100年の歴史/

松井証券の口座開設に進む

【2021年】オリコン顧客満足度 3位

SBI証券

取扱銘柄数 購入手数料 最低積立金額 積立頻度の種類

175銘柄

0円

100円~

毎日、毎週、毎月
クレカ決済 還元サービス ネットで開設 スマホ注文

三井住友カードのみ

Tポイント
【おすすめのポイント】
・つみたてNISAの保有残高に応じてTポイントが貯まる
・取扱銘柄数が楽天証券に次いで2番目の多い

\楽天証券と並んで人気の証券会社/

SBI証券の口座開設に進む

【2021年】オリコン顧客満足度 5位

マネックス証券

銘柄数 最低積立金額 積立頻度の種類 クレカ決済

151銘柄

100円~

毎日、毎月

未対応
クレカ決済 還元サービス ネットで開設 スマホ注文

未対応

マネックスポイント
【おすすめのポイント】
・投資ツールが充実
・つみたてNISAの保有残高に応じてマネックスポイントが貯まる

\米国株に強い/

マネックス証券の口座開設に進む

楽天証券とSBi証券どっちがいい?

\楽天カード/ポイント/銘柄数が強み/

楽天証券の口座開設に進む

口座開設前に、開設後の流れを事前に知っておきたい方は下記をチェックしてください!楽天証券を例に、口座開設の方法やつみたてNISA購入方法を詳しく解説しています。
>>楽天証券のつみたてNISA購入方法について