「給料がもっと増えれば…」と誰もが1度は考えたことがあるでしょう。給料が上がれば貯金をしたり、節約生活から開放されたり、旅行に行くことだってできますもんね。
でも、今の会社で給料を上げるには限界がありますよね。そこで、転職というキーワードが出てきますが、誰しも転職して給料が上がるわけではありません。
転職で年収1000万円を実現した人もいれば、転職に失敗して年収が下がった人もいます。
この差はなんでしょうか?
・スキルがあったから高年収で転職できたのでしょうか
・若いから転職しても年収UPが期待できないのでしょうか
どちらも間違ってはいませんが、真実ではありません。年収UPで転職を成功させる秘訣は、とある習慣をしているかどうかだけなんです。
それが、「職務経歴書(レジュメ)の更新」です。
株式会社ビズリーチが実施したアンケートで高年収を実現している人の共通点がこれだったんです。
<年収1,000万円以上の即戦力人材にアンケート>
即戦力人材と企業をつなぐ転職サイト「ビズリーチ」は、ビズリーチ会員を対象に、2021年11月8日~11月14日、職務経歴書(レジュメ)の更新とキャリア観に関するアンケート※1を実施しました(有効回答数:762)。
引用元:https://www.bizreach.co.jp/pressroom/pressrelease/2021/1215.html
何と驚くべきことに年収1000万円以上のビジネスパーソンの83.3%が職務経歴書を定期的に更新していることが分かったのです。
そのため、
- 給料を上げたい
- キャリアアップしたい
- 高年収で転職したい
とお考えなら、第一歩として職務経歴書を作成されることをオススメします。
高年収のビジネスパーソンが職務経歴書を更新する理由は…?
すばり、スカウトを受けるためです。
引用元:https://www.bizreach.co.jp/pressroom/pressrelease/2021/1215.html
職務経歴書は転職時に応募先の企業から求められる書類という認識をもたれていますが、高年収のビジネスパーソンはより高い給料でスカウトしてくれる企業からオファーをもらう目的で利用をしています。
あまり知られていませんが、一部の転職サイトでは職務経歴書を登録しておくと、経歴に興味をもった企業の採用担当者からオファーが届く仕組みになっています。
今、年収1000万円以上のビジネスパーソンはこの仕組みを利用して、年収を1000万円まで上げていったのです。
- 役職や役割が変わったタイミング
- 仕事で一区切りがついたとき
- 年末年始
このようなタイミングで職務経歴書を更新しているので、職務経歴書を作成した後に、定期的に更新をするようにしましょう。
ユームテクノロジージャパン(東京都港区)の調査でも、人事担当者が出世・昇進する社員の共通点として挙げた要素で最も多かったのが、「日々の振り返りを行っている」(61.0%)です。
引用元:https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2111/25/news074.html
職務経歴書でキャリアを定期的に振り返ることが、いかに重要かが分かりますね。
その他、職務経歴書を更新するメリット3つ
自分の市場価値が分かる
転職活動に関係なく、スカウトを通じて自分の市場価値を知ることができます。
つまり、スカウトがなければ市場価値が低くキャリアアップは難しい、スカウトがあればキャリアアップが期待できると判断できます。
例え、スカウトがなくても落ち込む必要はなく、キャリアアップする上で不足しているスキル・経験を知るきっかけになりますよ。
勘違いしている人が多い。自分の年収を決めるのは「自分」ではなく「市場」。努力して経験を積んでいるつもりでも、市場から評価されなければ年収は上がらない。だから、自分の市場価値がどの程度なのか、定期的に確認しておくべき。いざ転職しようとしたときに後悔しないように、まず行動しよう
— コウ|リクルート転職対策 (@kou_recruit) October 18, 2021
キャリアの健康診断ができる
年1回、会社で身体の健康診断は受けますが、不思議と自身のキャリアを診断する機会がありません。そのため、1年を振り返り変化や成長を記録する機会をつくることで、将来を考えるきっかけにも繋がります。
伸ばしたい分野を探すヒントにもなりますよ。
今すぐ転職をする気がなくても、常に職務経歴書をアップデートすることをおすすめします!過去を振り返ることで、次は何にチャレンジしようかな、ということが見えてきますよ #転職活動 #もやもや
— キャリアアカデミー社会人校@20代のためのキャリアカウンセリング (@shakai_academy) October 27, 2021
自己肯定感が上がる
自分には何のスキルもない…と思っている人は多いですよね。
でも、毎日当たり前のように仕事をこなしていると、自分では気づけていないだけで、実はすばらしい経験や実力・能力であることが多いです。
職務経歴書に文字にして書き出してみると、自分が果たした役割を客観的に捉えることができるので、自分の武器に気付き自分を認めることができますよ。
最近荒れ狂ってる日々だったので
毎年書いている職務経歴書を年の瀬にアップデートしてみる。
こうやってみると色々頑張ったなと少しだけ自己肯定感が上がったり鼓舞できていいタイミング。— miya (@chunflo1) December 8, 2021
職務経歴書を作成・更新する方法とは?
転職サイトを使えばOKです。職務経歴書を作れる転職サイトであれば何でもいいのですが、おすすめを1つ挙げるとすればリクナビNEXTです。
すごい……リクナビさん入力すれば履歴書と職務経歴書作ってくれるの………とんでもなくありがてぇ…!!!!!!
— 毛がに(エスケーエイト不足) (@keeeeegani) March 16, 2021
情報を登録していくことでベースの職務経歴書を自動作成してくれ、Wordでダウンロードできるからです。
1度、Wordで作成しておけば更新も楽になりますし、リクナビNEXTに情報を残しておけば、スマホやパソコンが壊れても、またワンクリックでWordで落とせますよ。
求人数が他の転職サイトと比べても圧倒的に多いため、スカウトオファーが届きやすいというメリットもありますしね。
- 役職や役割が変わったタイミング
- 仕事で一区切りがついたとき
- 年末年始
更新するタイミングは上記を基準にし、自分が担当した業務などを書き足していきましょう。以前、記入したものが不必要だと感じた場合は削除してOKなので、定期的に書き足していくことで洗練された過不足のない職務経歴書にアップデートしていきましょう。
リクナビNEXTに登録・職務経歴書作成までの流れ
下記流れでダウンロードまで進めます
100職種以上の経歴の例文が用意されているので、それを参考に職務内容を埋めていき、入力を完成させます。
後は、Wordファイルをダウンロードするだけです。
※実際のWordファイル(職務経歴書)が下記です
まとめ
職務経歴書は転職か社内昇進かを問わずキャリアアップのための最初の一歩になります!
職務経歴書を更新するメリット
・自身のキャリアの棚卸しになる。
・職務経歴書に書く内容を意識して仕事に取り組むようになる
・転職サイトからのオファーの数で市場価値を判断できる。意外とメリットは多いので定期的にやるべき
— s@AWS SOA合格に向けて猛勉強中 (@saitou311099) November 11, 2021
新卒で会社の15個上の先輩に言われたことは、「毎年、自分の業務の棚卸しをすること。職務経歴書に何が書けるかを意識しながら働くことが、自分の市場価値を高める事になる」と。それ以来、毎年職務経歴書を更新してるし、プロフのように誰の経歴とも被らないキャリアを描いている。はず。
— wakky@唯一無二のキャリア (@wakky_chachacha) December 14, 2021
もちろん、誰もが職務経歴書を作成・アップデートすることでうまくいくわけではないですが、年収1000万円以上のビジネスパーソンの83.3%が実際に行っているという事実があります。
そのため、現状を知る上でも将来を考える上でもやっておいて損はないと思うので、1年が終わる今このタイミングで、とりあえず職務経歴書を作ってみてください。
リクナビNEXTの登録方法
リクナビNEXTに進むと上記画像の登録画面が出てくるので、メールアドレスを入力して登録すると、そのメールアドレスに本登録の案内メールが届きます。その案内メールに記載のURLから、簡単なプロフィールと職歴などのレジュメ登録を完了させた後、「履歴書・職務経歴書」ページに進みましょう。