あなたの会社は果たして30年後も残っていますか…?
この問いに「Yes」と自信をもって回答できる人は少ないでしょう。もし近い将来、会社の業績が傾き転職せざるを得なくなったとき、あなたは転職できるだけのスキルを持ち合わせているでしょうか…?
日本型の年功序列・終身雇用制度が崩れつつある今、アメリカ式のジョブ型雇用の流れが活発になっています。
つまり、
「あなたは何ができるのか?」
この問いに答えることができなければ、今後は生き残れない時代になります。
新卒就活時のあなたの市場価値が100だとすると、年齢を重ねるごとに市場価値は下がりこの傾向は顕著になります。
もし、あなたが「無能」を自覚しているなら、手遅れになる前に新社会人の今から、自分の市場価値をあげるために思考を変えて行動しなければいけません。
事実として、新社会人の転職サイト登録者数が10年で26倍に増えているという事実をご存知でしょうか?
なぜ、新社会人が転職サイトに登録するのか?
それは、自分の市場価値とキャリアアップできる仕事を定期的にチェックするためです。
ズバリ、あなたが今からやるべきことも転職市場価値を高めるための行動ですよ。
市場価値はスキルのかけ合わせで最大化できる
市場価値は需要のあるスキルであることが大前提ですが、単に1つだけでは価値を高めることはできません。スキルを掛け合わせることで最大化できます。
例えば、経理の仕事であれば簿記1級でもすごいですが、「簿記1級×エクセル×英語」であればより価値が高まると思いませんか?
簿記1級の人が転職市場に1000人いても、エクセルスキルがあれば100人に。更に英語もできるとなれば、あなたのみかもしれないということです。
1つの領域でNo.1になる必要はなく、3つのスキルをあわせることでオンリーワンの価値を作れないかを意識してください。
注意点は繰り返しになりますが、市場とズレていないかです。市場が評価するスキルであるかの確認は必ず必要ですよ。
社内で評価されるスキルが市場で必ずしも評価されるわけではないです。
市場が評価するスキル=求人情報
今すぐ転職する気がない新社会人が、転職サイトをどのように活用しているか想像できますか?
答えは、希望求人に求められるスキルが何かを把握するためです。そして、今の仕事で得られるそのスキルは習得できるのか、習得できるならどのレベルまで引き上げられそうか。習得できないなら、社外で身につける術はあるのか。
こういったことを見ているわけです。
もちろん、新社会人で目指すべきゴールが明確である人は少ないので、高収入求人で求められるスキル=市場が評価するスキルと定義づけして情報収集もしています。
もし、何をしたいかがわからないのであれば、求人からどんなスキルが市場で評価されているかだけでもまずはチェックしてみてください。
知らないと損する、高収入ビジネスマンしかやっていないある習慣とは?
あなたは、年収UPで転職を成功させる人が日頃から実施しているある習慣をご存知でしょうか?この習慣も、スキルが市場とずれていないかを調べる上で非常に有効です。
答えを言うと・・・
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「職務経歴書(レジュメ)の更新」です。
<年収1,000万円以上の即戦力人材にアンケート>
即戦力人材と企業をつなぐ転職サイト「ビズリーチ」は、ビズリーチ会員を対象に、2021年11月8日~11月14日、職務経歴書(レジュメ)の更新とキャリア観に関するアンケート※1を実施しました(有効回答数:762)。
引用元:https://www.bizreach.co.jp/pressroom/pressrelease/2021/1215.html
何と驚くべきことに年収1000万円以上のビジネスパーソンの83.3%が職務経歴書を定期的に更新していることが分かったのです。
高年収のビジネスパーソンが職務経歴書を更新する理由は…?
すばり、スカウトを受けるためです。
引用元:https://www.bizreach.co.jp/pressroom/pressrelease/2021/1215.html
職務経歴書は転職時に応募先の企業から求められる書類という認識をもたれていますが、高年収のビジネスパーソンはより高い給料でスカウトしてくれる企業からオファーをもらう目的で利用をしています。
あまり知られていませんが、一部の転職サイトでは職務経歴書を登録しておくと、経歴に興味をもった企業の採用担当者からオファーが届く仕組みになっています。
今、年収1000万円以上のビジネスパーソンはこの仕組みを利用して、年収を1000万円まで上げていったのです。
- 役職や役割が変わったタイミング
- 仕事で一区切りがついたとき
- 年末年始
このようなタイミングで職務経歴書を更新しているわけです。
ユームテクノロジージャパン(東京都港区)の調査でも、人事担当者が出世・昇進する社員の共通点として挙げた要素で最も多かったのが、「日々の振り返りを行っている」(61.0%)です。
引用元:https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2111/25/news074.html
職務経歴書でキャリアを定期的に振り返ることが、いかに重要かが分かりますね。
スカウトの有無で自分の市場価値も調べたらいい
スカウトがなければ市場価値が低くキャリアアップは難しい、スカウトがあればキャリアアップが期待できると判断できますよね。
例え、スカウトがなくても落ち込む必要はなく、キャリアアップする上で不足しているスキル・経験を知るきっかけになります。
勘違いしている人が多い。自分の年収を決めるのは「自分」ではなく「市場」。努力して経験を積んでいるつもりでも、市場から評価されなければ年収は上がらない。だから、自分の市場価値がどの程度なのか、定期的に確認しておくべき。いざ転職しようとしたときに後悔しないように、まず行動しよう
— コウ|リクルート転職対策 (@kou_recruit) October 18, 2021
職務経歴書を更新するメリット
・自身のキャリアの棚卸しになる。
・職務経歴書に書く内容を意識して仕事に取り組むようになる
・転職サイトからのオファーの数で市場価値を判断できる。意外とメリットは多いので定期的にやるべき
— s@AWS SOA合格に向けて猛勉強中 (@saitou311099) November 11, 2021
つまり、求人情報やスカウトの有無で現状と未来を確認しつつ、あなたという人間の市場価値を最大化していけるということですね。
ただ、若さという最大の武器があるにも関わらず、今の段階でスカウトが0ならあなたの現状地はかなり厳しいということは理解してください。
求人情報チェックと職務経歴書を作成・更新におすすめの転職サイトは?
ぶっちゃけ転職サイトであれば何でもいいのですが、おすすめを1つ挙げるとすればリクナビNEXTです。
なぜなら、
- 求人数が業界最大級
- 職務経歴書をアップデートしやすい
からです。
新卒就活=マイナビが一般的ですが、転職=リクナビNEXTです。転職者の8割がリクナビNEXT会員であることは有名な話で、それ故に集まる求人も圧倒的です。
なんと掲載求人のうち、約85%がリクナビNEXTのみに掲載されている求人ですからね。求人数が多い=スカウトオファーが届きやすいのでm市場価値を調べる上でも非常にメリットがあります。
もちろん、に登録しても電話がかかってくることはないですし、今の勤務先には登録したことがバレない仕組みになってます。
すごい……リクナビさん入力すれば履歴書と職務経歴書作ってくれるの………とんでもなくありがてぇ…!!!!!!
— 毛がに(エスケーエイト不足) (@keeeeegani) March 16, 2021
更に、ベースとなる職務経歴書も自動作成してくれWordでダウンロードできるんですよ。
1度、Wordで作成しておけば更新も楽になりますし、リクナビNEXTに情報を残しておけば、スマホやパソコンが壊れてもまたワンクリックでWordで落とせますよ。
リクナビNEXTに登録・職務経歴書作成までの流れ
下記流れでダウンロードまで進めます
100職種以上の経歴の例文が用意されているので、それを参考に職務内容を埋めていき、入力を完成させます。
後は、Wordファイルをダウンロードするだけです。
※実際のWordファイル(職務経歴書)が下記です
まとめ
昔は転職を考えたときに転職サイトに登録でしたが、今は新社会人で転職サイトに登録する時代です。
入社はゴールではなくあくまでも通過点。いつ何が起こるかわからない時代に、自分の身を守れるのは自分だけですよ。
スキルさえあれば、業務委託で副業もできます。起業もできるかもしれません。正社員・本業という縛りから脱却できる人生って最高じゃないですか?
会社に依存せず、自分で人生・仕事をコントロールする「キャリアオーナーシップ」という考え方で、幸せなキャリアを是非とも歩んでください。応援します!
リクナビNEXTの登録方法
リクナビNEXTに進むと上記画像の登録画面が出てくるので、メールアドレスを入力して登録すると、そのメールアドレスに本登録の案内メールが届きます。その案内メールに記載のURLから、簡単なプロフィールと職歴などのレジュメ登録を完了させた後、「履歴書・職務経歴書」ページに進みましょう。