「今の仕事を続けるべきかと悩んでいるあなたへ」
こんな悩みはありませんか？
- 今の仕事を辞めて転職したい
- 退職金上乗せでの早期退職を考えている
- 定年まで今の会社にしがみついていいのだろうか
この記事では、約20年間、品質管理の仕事をしてきた私が早期退職で人生が暗転してしまった経験についてお伝えします。今後のキャリアを考える上で少しでもご参考にしていただけますと幸いです。
私は約20年間、同じ仕事をしてきました。比較的大きな会社で責任あるポジションに就いており、仕事にやりがいも感じていました。
確信こそありませんが、このまま定年まで働くんだろう。そう思っていましたが、ある日、会社から衝撃的な通達がありました。
「来年に拠点を海外に移すことが決定した」
そう、突如として私の職場がなくなることになったのです。そして始まったのが早期退職者の募集です。
一人ひとりと同僚が面談に呼ばれ、ついに私にも声がかかりました。強制ではありませんが、希望者には転職エージェントも紹介して、次の職場探しのサポートもするとのこと。
最終的に、、、
・・・
・・・
・・・私は退職の道を選ぶことにしました。
なぜなら、根拠のない自信があったからです。約20年、培ってきたスキルや経験は必ず他の会社でも通用するという自信があったんですね。
自宅をローンで買っていたこともあり、退職金を多く貰えて、同じ年収で転職できればいいよねという考えももちろんありました。
ですが、この判断が間違っていたんです。
品質管理のエンジニア職を希望して転職活動をしましたが、一向に内定がもらえないんです。数十社、受けましたが面接までたどり着くのもやっとという状況です。
ローンと親の介護の問題もあり、地元企業しか応募できない事情もありましたが、まさかこれほど評価されないとは思ってもみませんでした。
そう思わざるを得ませんでした。面接までたどり着いたある企業からは、こんなことを言われ驚きました。
「◯◯さんのスキルではエンジニアは厳しいけど、総務経理の仕事はどうでしょう？ちょうど、欠員が出ていて計算が得意な◯◯さんなら大丈夫と思ったんだけど‥」
開いた口が塞がらないとはこのことです。
会社に求められて取り組んでいた仕事が今の転職市場では一切、通用しなくなっていたんです。
- 入社から同じことしか取り組んでいない人材には市場価値がない
- 会社で何をしてきたかではなく、今、何ができるかが何よりも重要
- 従業員も会社も時代の変化に対応していかないと生き残れない
40代という年齢も影響したせいか、最終的に志望職種では正社員として内定はもらえず、今は契約社員として働いており、給料も激減しました。
現実を見ろと言われるかもしれませんが、正社員として働きたい希望をもっており、今働いている会社で何とか正社員になれればいいのですが…。
どうなるかは自分でもわかりません。もうすぐ、契約社員として3年目になるんですが…。
もし、正社員になれないなら、プライドは捨てて正社員になれる仕事にどんどん応募して再転職するしかないのかもしれませんね…。
早期退職前の自分に言ってやりたいです。そして、20代、30代のときの自分に、会社にやれと言われてやって取り組んでいた仕事だけでは生き残ってはいけないだぞ。
嫌・めんどくさいと言わず、自分の市場価値を定期的にチェックしろと言ってやりたいです。
それさえしていれば、転職で苦労することはなかったと思ってます。もう遅いと言われるかもしれませんが、今では1年に1回は自分の市場価値を客観的に見るようにしています。
今後のキャリアについて悩んでいるあなたへ
- 今の仕事を辞めたいと悩んでいる
- 転職すべきかどうか迷っている
- 将来的に、キャリアアップしたいと思ってるけど
など、転職を意識しているなら、とにかく自分の市場価値をチェックしたほうがいいです。転職できるかは、すべて今の転職市場次第ですからね。
よく、「もう限界がきたら転職を考えたらいい」と言われますが、それは間違いです。なぜなら、いつでも転職する準備ができている人限定の話だからです。
市場価値を定期的にチェックしている人にしか、満足できる転職はできないんですよ。
なので、今の自分のスキルは市場に求められているのか、キャリアアップするならどういうスキルが必要になるかなどを調べてみましょう。
市場価値は転職サービスを使うことで無料に調べられるのでおすすめです。
きっと、モヤモヤした不安な日々から脱出する手がかりが見つかりますよ。
市場価値が調べられる転職サービスの紹介
私が使っている転職サービスはこれです。
特徴と良い点・悪い点まとめ
良い点
- スカウトオファーの有無で市場価値を判断できる
- 登録企業数が桁違いに多いので、スカウトオファーが届きやすい
- 職務経歴書が自動作成できるので、アップデートが簡単にできる
悪い点
- エージェント担当者はいないので、リアルな市場価値を人から教えてはもらえない
- システム的なオファーもあるので、オファーの質に差がある
- オファーがゼロで自信をなくす可能性がある
自分で行動しないと生き残っていけない時代がきている
「今、何ができるのか」と聞かれてあなたは即答ができますか？今の仕事をずっと続けたとして、他の会社で通用できるスキルを持てますか？
もし即答できないなら、絶対に市場価値を調べるべきです。40代・50代で気づいても時既に遅しです。
どうか、私の二の舞だけにはならないでください。
もう「真面目に働くだけの人」は市場価値低いよね。会社の指示を完璧にこなすだけではキャリアも年収も上がらない。これからは転職や副業を通じて自分をアップデートし、会社に対する提供価値を最大化していくことが大切。キャリアパスは会社に用意してもらうものではなく、自分で取りに行く時代だよ。
— moto(戸塚俊介) (@moto_recruit) March 11, 2019
自分の中では、退職はあっても転職はあまり現実的に考えて無かったんだけど、ふとしたきっかけで自分の職務経歴書などちゃんとアップデートしてみた。
アカウントだけ作ってた転職エージェントや転職サイトもしっかり更新してみたら、非公開案件ガンガンきてワロタ。
今完全に売り手市場なの？— りきまる (@teslafuns) January 12, 2022
今日から転職活動を始めます
今の会社に不満があるわけではありません
むしろ更に出世していくでしょう
だからこそ現状に甘んじることなく
いつでもどこでも通用する、活躍できる状態に自分をアップデートしていくべく
自分の市場価値を外の世界とすり合わせる事が必要だと思うのです自分の人生です
— Novski (@Novski463) February 22, 2020